孟君(M2)が筆頭著者，荒井准教授が最終著者の論文がACS Applied Materials & Interfaces (IF: 8.5)に掲載決定しました．この研究は表面の濡れ性に関する研究で，Cassie状態とWenzel状態の間に存在する自由エネルギー障壁を定量化することで，表面の動的疎水性を評価できると仮定し，これをナノ構造設計に応用しました．ここでは，蝶の羽（ストライプ構造）と蚊の目（柱状構造）をモデルとして，多体散逸粒子動力学（mDPD）シミュレーションを用い，自由エネルギー障壁と表面粗さ（高さと間隔）との関係を調査しました．
Title: Investigating the Nanostructure Design Mechanism Behind the Hydrophobicity of Biomimetic Surface
Authors: F. Meng, J. Liu, and N. Arai
DOI: https://doi.org/10.1021/acsami.5c01743
